Eitaroh's DisplayART
あなたの机の上をディスプレイが占領していませんか?
ディスプレイを考える
表示デバイスとして定着したディスプレイ。ここ数年、液晶ディスプレイの価格が下がったこともあり買い換えておられる方も多いと思います。液晶ディスプレイはブラウン管ディスプレイよりは机上の占有率が下がっています。
しかし、ただ標準状態のまま利用していませんか?それだけで本当に満足なのでしょうか?
STEP 1. 空間を利用しよう。液晶アーム編
液晶ディスプレイを導入して、従来のブラウン管ディスプレイよりは占有率が下がり、机上スペースが有効に使えるようになったことでしょう。しかし、それだけで満足できません。まだ液晶ディスプレイが机上を占有しています。
そこで、私は液晶アームの利用を提案します。 液晶ディスプレイに標準装備されているスタンドと、液晶アームを交換することで、机上に鎮座するものがなくります。 しかも、従来不動(固定)物と考えられていたディスプレイが、液晶アームによって積極的に動かすことができるようになり、必要のないときには机上を広くとり、必要な時にベストポイントに持ってくることいったように、仕事内容にあわせたワークスペースの環境作りが可能となります。
ディスプレイは不動物ではなく浮動物であるべきです。
STEP 2. 仮想空間を拡張しよう。マルチディスプレイ環境編
ディスプレイはコンピュータに一つと決めてませんか?
これまでの作業スタイルを見直してみましょう。例えば、何か文章を作成するときにはどのようにしますか?紙1枚と鉛筆を用意して終わりですか?多くの場合、参考となる資料を横においてませんか?
この資料がくせ者です。 コンピュータで書類(デジタルデータ)を作成する場合、多くの場合、参考となる書類(デジタルデータ)が存在するにも関わらず、印刷をしてディスプレイの横に置いて、その書類を見ながら複写行為をしていませんか?本当にその書類を印刷する必要があったのでしょうか?多くの場合、無意味に印刷していることが多いと思います。なぜなら、同時に表示をすることが困難だからです。
そこで、私はマルチディスプレイ環境の利用を提案いたします。マルチディスプレイ環境とは一つのコンピュータにマルチディスプレイ環境に対応したグラフィックカードを搭載し、そのディスプレイカードに複数のディスプレイを接続した環境です。
マルチディスプレイ環境を構築することで、例えば左右2画面とすると左の画面には参照となる書類を開き、右側の画面で書類を作成をするといった作業が可能となります。 しかも、左側に表示している書類から部分的に必要な部位をコピーして右側の書類に貼付けるという引用が非常に簡単に行えます。 マルチディスプレイ環境を活用すれば、一つの画面では煩わしかった参照・引用が非常に簡単に行えるマルチディスプレイをぜひお試し下さい。 当然、STEP 1. で紹介した液晶アームの利用もお忘れなく。
補足
※あくまでも作業方法の一例です、マルチディスプレイ環境に置ける作業方法は利用者の数だけあると行っても過言ではありません。