インターネット自体は、パソコンの書籍にあるように、アメリカの国防省と大学などの研究機関が中心となって1960年代からの歴史である。まだまだ誕生して若い通信形式である。来たるべき核戦争の際に寸断されていくネットワークでも通信が確保できるようにというのが概念で、いつでもきちんとつながるネットワークではなく、障害が発生したときに何とかつながりを保つネットワークというような概念である。

インターネットというのは100%繋がるネットワークでないし、パケット単位では届かなくて廃棄されることも想定されている。ようは繋がらないかもしれない、届かないかもしれないネットワークである。日本人の潔癖さから考えがつかない方法だと思うである。コンピュータにもそんなところがあって、多分(50%)ということの方が多いのだが、よく聞く言葉はこれで大丈夫か(100%)である。文化が違う人たちが作ったものを日本語化して表示しているだけなので、日本人は英語に疎いようにコンピュータに疎いのだと思う。